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まもなく、お彼岸を迎えます!

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桃の節句が過ぎ、寒さも一段落し、梅の花が、あちらこちらで、見頃を迎えています。
暖かさに誘われて、お墓参りに足を運ばれる方も増えて来ましたが、今年は例年以上に花粉の飛散が多く、悩ましいところです。

今年の彼岸の入りは3月18日です。
彼岸とは、彼方にある岸のことで、仏教では、迷いのない、悟りの世界「極楽浄土」、いわゆる「あの世」です。
春分の日(3月21日)は、太陽は真東から出て、真西に沈みます。「極楽浄土」は、太陽が沈む十万億刹の彼方にあるとされています。
太陽は昔から、農業に欠かせない存在であると同時に、阿弥陀様の信仰としても大切な存在だったのです。
『国民の祝日に関する法律』には、「春分の日」を、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とあります。
自然のありがたさや、季節感を忘れがちな現代人にとって、「お彼岸」は、太陽がもたらす恵みに感謝し、ご先祖様を思い起こす大変よい機会です。
お墓参りをしながら、自然の恵みとご先祖様のお陰で、今の自分と家族があることを心から感謝する日が、日本の「お彼岸」ではないでしょうか。
平成最後のお彼岸は、是非とも、ご家族そろって、お墓参りをされてはいかがでしょう。

また、亡くなられた方の彫刻がお済みでない方や、お墓の補修等のご相談がある方は、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。