ブログ | 打谷石材株式会社

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お墓と塔婆立

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お墓によく建てられている薄く長い木の板、それが卒塔婆です。
五輪塔を簡略化した形状をしていて、
五輪塔と同じく故人に対する供養の役割を果たします。
卒塔婆の名は「ストゥーパ」からきていて、
これはお釈迦様のお骨を収めた塚や塔のことでした。

ちなみに、日本語ではいわゆる「タワー」のことを「塔」と読み書きしますが、
「とう」というのも元々はストゥーパの「トゥー」の部分なのです。

卒塔婆を立てておくためにお墓に付属するのが「塔婆立」です。
お墓に立てかけておく場合、風などで飛んでいってしまうことがありますが
それを防ぐためにも大切な付属品です。
近年はステンレス製のものがよく使われます。
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余り広くない墓地にも、このように設置できる省スペースタイプもあります。

奈良中央墓園 永代供養墓 まどかの碑

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奈良市奈良中央墓園
永代供養碑「まどかの碑」をご紹介します。

永代供養というのは、お墓を受け継いでくれる子孫様などがおられない場合でも
霊園やお寺が永代にわたって管理させていただくお墓のことです。

石版の蓋に自由な彫刻を施せることが特徴です。
お好きな言葉のほか、イラストなども彫刻できます。

価格はお二人で68万8500円です(永代管理料込み)が、
10万円ずつで人数を追加することもできます。

雑草の生えにくい土とは

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奈良中央墓園

お墓参りと切り離せないのが雑草取りです。
草の生えにくくする方法と聞けば、まず思い浮かぶのは
除草剤などの「薬品」による効果ではないでしょうか。
しかしご先祖様の眠る土地に薬を撒いてもいいものでしょうか。
除草の薬は生き物を殺す力を持っているのです。

また、土を固めてしまったり、大きな玉砂利を敷くなどの方法もあります。
けれどこれらも、お墓というものを考えた時、よろしくはない方法です。

打谷石材では化学成分を使わない、
また自然由来の植物を枯らす力なども使わない、
「防草マサ」をお奨めしています。

天然ろう石や砂にホウ素系の天然鉱石を混ぜたもので、
環境に対し安全安心です。
ホウ素とは何か、といいますと、炭素やケイ素などに近い性質を持ち、
人体に対する危険度は「食塩レベル」の無害とされており、
有益な効果もいくつも確認されています。
そしてホウ素は、植物が細胞を維持するのに必須となる元素です。
これがないと植物は成長を阻害され、育つことが出来ません。
肥料なんかにも使われています。

え? 何かおかしいですか?
そんなものを混ぜてはどんどん植物が生い茂ってしまうのでは、と?

実はホウ素の過剰摂取は、植物を極めて生育させにくくするのです。
発芽も育成も阻害することにより、ほとんど草の生えない土となるのです。
防草マサは固まりもしませんので、透水性もそなえています。
施工について、ぜひご相談ください。

連載中記事「一期一会の邂逅人生」

kiji

インタビュー校正刷り

奈良日日新聞にて、当社会長打谷久義の自伝が連載されています。
その自伝につきましてのインタビュー記事の一端などを少し。

本誌の長期連載シリーズ「一期一会の邂逅人生~人生は自分探しの求道の旅」はまもなく開始から1年5カ月が経過する。
石一筋50余年の打谷石材会長、打谷久義氏(76)が波乱万丈の人生を振り返ってつづった自伝だが、ざっくばらんな語り口調のスタイルが読者に好評で反響も大きい。
話はいよいよ第3章の青年期に突入し佳境を迎えつつあるなか、今後の展開などについて打谷氏に話を聞いた。

―少年期を読ませてもらって当時の情景が鮮明に浮かんでまいりました。
非常に熱がこもっていますね。
「私は久義という名前ですが、幼少期には他人からぼんちゃんと呼ばれていました。
あの頃は、遊びでも勉強でも他人を引っ張っていかなあかんという意識が強かったですね。それも単にガキ大将としてではなく、大人との付き合いでもそうでした。
私は耳成山で育ったものですから、はっきり言って井の中の蛙です。ですが若い頃はとにかく五感で知識を吸収していきました。幼少期の事はカメラ以上の鮮明さで記憶に残っています」
―読者から楽しく読んでいますとの声も頂戴しています。
「ありがたいことです。連載が30回を過ぎた辺りから、がぜん力が入るようになりました。
最近では自叙伝でのベストセラーにしてやるというぐらいの意気込みで打ち込んでいます」
―若い頃は文学青年だったとか。
「そうでした。昔、明日香路の恋という題の歌謡曲を作詞したこともあります。清純派スターに歌ってもらおうと思ったのですが、どこへ持っていけばいいのかわかりません。
そうこうしているうちにその人の婚約が発表されたもんですから落胆してしまって歌詞自体も破り捨てました。そういう話がまた愉快に感じていただけるのかもしれません」
―自伝を通じて、読者に何を最も伝えたいですか。
「読者に元気を与えられたらうれしいですね。
実際は読者から昔を思い出して若返りましたとの声をいただくこともあって、私の方が励まされています」
(後略)

…………
……

バックナンバーなどは奈良県内各地の図書館などでもお読みいただけます。

霊標・法名碑

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橿原市内 外国石材

墓石の横に立ててあるものは霊標(法名碑)というものです。
墓標、墓誌などともよばれます。
故人の名前や戒名を刻むためのもので、
古来よりそれらはお墓の横などに彫刻されてきたのですが
それを別の石に刻めるように設置されるようになりました。

たくさんの彫刻ができるほか、新たな文字彫刻時に魂抜きをしなくていい、
などの利点があります。

既存の墓地への霊標の追加なども承りますので、ご相談ください。

細かい修理もいたします

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↓ 修理後 ↓

 

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壊れてしまったロウソク立てを新しいものと取り替えました。
その他の備品につきましてや、文字色の抜け落ちなど、
細かな点でもお気づき次第ご連絡ください。
すぐに対応させていただきます。

施工例:天山石8寸角石碑

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奈良市 奈良中央墓園
国産青御影石 佐賀県産 天山石
8寸神戸型石碑
青みの強い色合いと、屈指の堅牢さを誇る九州産の銘石です。

施工例:施工前・施工後

施工前

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施工後

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兵庫県産国産墓石 播州みかげにて
十数年前当社で施工されたお施主様が、この度墓誌を追加、
分家様が香川県産国産墓石 庵治細目石で同寸法にて新規建立されました。

施工例:供養碑

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橿原市内の学校に建立させていただいた供養碑です。
写真のように見えるのは、陶板に画像を焼き付けたものです。
この供養碑では白黒になっていますが、カラーもきれいに再現することができます。
とても頑丈にできていて、熱にも風雨にも強いので
洋風のお墓のレリーフなどにも最適です。

 

 

 

 

施工例 石碑と五輪塔

橿原 共同墓地 大島2

桜井市内 寺院墓地

愛媛県産 国産青御影石
「大島石」による石碑・五輪塔(あかり型)です。

大島石は耐久性に優れるとともに給水率も低めで、
また年月を経るとより美しい風合いへと変化する
西日本を中心に人気を誇り、信頼を受ける石種です。